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Posted by TI-DA at

『モンサントの不自然な食べもの』ワークショップ開催♪

2012年12月22日/ ワークショップ

年の瀬もせまってきましたね〜。
はい。年末年始も注目映画が目白押しなんですが、
特に、この一本『モンサントの不自然な食べもの』は見逃せません。

当劇場でも上映した『フード・インク』『ありあまるごちそう』などにもでてきたあの「モンサント社」に焦点をあて、その黒い歴史をわかりやすく紐解いた映画です。

この『モンサント〜』の公開初日1/5、ワークショップの開催が決定しました。

映画の題名にちなみ、その名もジャジャーン!
『うちな〜の自然なたべもの』

映画を観てひとりで悶々とするより、せっかく一緒に映画をみて問題を共有したんだから、じゃあどうすればいいの?ってみんなで話しあっちゃおうよ!というわけです。ザ・前向き〜♪さらに自然農のハルサーさんや彼らを応援しているグループの方々もゲストによんじゃって、オーガニックランチもついてるなんて、めちゃお得!しかも、映画&ワークショップ&ランチで2300円!なんて太っ腹!

あたしい年のはじまりに、こんな素敵なイベント、ご一緒しませんか?



『うちなーの自然な食べもの』ゆんたくワークショップ
日時:1/5(土) 14:30〜16:30
会場:さんご座キッチン(桜坂劇場内)
定員:30名
料金:2300円(映画+ワークショップ2枚綴りチケット)

※当日12:20〜の回で『モンサントの不自然な食べもの』をご覧頂ける方に限る。
電話予約可 098-860-9555(桜坂劇場)

沖縄南部で自然農に挑戦中のハルサーと消費者が楽しくつながり助け合うチーム〈オーガニックいとまんchu〉をゲストに、モリンガファーム赤嶺さんの「無農薬野菜を見分けるコツ」や「援農」のお話をお聞きし、様々なテーマを少人数ごとにゆんたくできる楽しい手法で、身近なテーマからなんでも持ち寄ってトーク、皆さんで創造的な時間を共有します。無農薬無化学肥料の野菜たっぷりプレート+ドリンクつき。

おまけ:上映期間中の週末 1/5,6,12,13オーガニックプチマルシェも開店します!
(時間は、13:00〜18:00くらい)

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『モンサントの不自然な食べもの』
1月5日(土)より桜坂劇場にて公開
2008年/フランス=カナダ=ドイツ/108分/カラー
監督:マリー=モニク・ロバン
出演:ヴァンダナ・シヴァ他
http://www.uplink.co.jp/monsanto/(公式サイト)



■未来を生きるために絶対に知っておきたい多国籍企業のこと。
世界を飛び回っていたフランスのジャーナリスト、マリー=モニク・ロバンは、行く先々で耳にする『モンサント社』の黒い噂を元に、その真偽を確かめるべく3年に渡り世界各地に赴き調査を行った。枯葉剤、農薬、牛成長ホルモン、そして遺伝子組み換え作物、同社の1世紀に渡る歴史を、貴重な証言や機密文書によって検証、その隠された裏の姿を暴いてゆく。日本でも急速に進む経済のグローバル化。今まさに議論されているTPPなど選択によっては、この映画は明日の日本の姿かも知れません。未来の食卓を守るために、今全ての日本人に観て欲しい映画です。(篠)

映画の上映情報はこちら
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Posted by sakura-zaka at 18:20Comments(1)

年末年始に『その夜の侍』いかがですか!

2012年12月21日/ 映画アンケート

師走ですね〜。師走ですね〜。
道路を走る車がいつもより殺気立っている気がするのは私だけでしょうか?
自転車で車道を走ろうもんなら、はじき飛ばされそうな勢いです。

はい、今日ご紹介する映画も殺気むんむんですよ〜。

『その夜の侍』(公式サイトはコチラ)



ほら、みてくださいよ。この完全にイっちゃった顔と、この悪そ〜な顔。

この映画、ひき逃げ事件の犠牲になった妻の復讐に燃える男と、その事件の犯人で刑務所から出てきた男の対峙を、重厚なタッチで紡ぎ出した話題作なんだけど、ようするに、この悪そ〜な顔した男と、その男に妻をひき殺されてイっちゃった男の、対峙ドラマ、というわけ。

この復讐の機会をうかがいつつも、良心の呵責にさいなまれる男を熱演するのが堺雅人で、粗暴と孤独を併せ持つひき逃げ犯を演じてるのが山田孝之。人間の残酷さと狂気、そこから生まれるかなしさを深くえぐった深遠なテーマも見逃せないよ。
監督からの熱烈オファーに快諾したUAさんが唄う、主題歌「星影の小径」が作品に深い余韻を与えてて、田口トモロヲ、安藤サクラ、新井浩文、など脇を固める俳優陣もわくわくもなのさ♪

それでは感想をご紹介するよ。

◯堺、山田 う〜んうまい。数人の男が交差する人生。物悲しくもわかるような気がする。一人でいるとどうにもならない寂しさ!平凡は幸福ではあるが、、、どうにもならないのが人生かもしれない。人間の奥深いものをえぐりだしている!

◯すごく重いテーマでした。2人の迫力のある演技で、こわくて震えが止まりませんでした。生きることの意味、絆、家族、今の日本の現代社会にも通じるデーマがあるように思いました。

◯2人がぶつかり合うラストシーンでは、何かがはじけて何かが終ったと思った。山田孝之の悪役ぶりはさすがだと思った。とても面白かったです。

◯内容は重苦しいものでしたが、最後のシーンに再生が感じられ、ほっとしています。堺雅人さんの演技の幅の広さに驚くと同時に山田孝之さんのスゴ味のある演技に感心!

◯エンディングのUAの歌声がしみました。木島役の山田くん、本当に「犬ちくしょう」な人に見えてきて、でも「平凡な」「他愛のない」とてもとても大事で大切です。

◯表に見せない、どうしようもない、男の人のウジウジウジャウジャした感情だらけ。の映画でした。最後、たまったものが多いに吐き出されたのでよかったぁと思いました。

◯中村と木島を軸に、時に憎しみ、関わり、愛し合いながらも人と交わい、つながるしかない人間たち。そんな人間の性をまざまざと見せつけられた。

◯登場人物がみんな今の日本のどこにでもいる人々、寂しくて心細くて、誰かと繋がりたいと思っている人々、だと思った。

◯最後に流れるUAの歌声がなんともこの映画のテーマと合っていて、余韻がいい感じに出ていました。うまい!

◯堺さんと山田さんの演技は文句無しにすごいんですが、今回もやはりダークホースは安藤サクラさん、やられました。感服。


う〜ん、許すってなんなんでしょう。永遠のテーマだ〜〜〜!

そこからこの映画、全編に渡って伝わって来るひしひしとした緊迫感がすごいんです。みなさんもぜひ大スクリーンで味わって頂きたいです!

それではみなさん、桜坂劇場でお会いしましょう!

上映時間はこちらです〜。  


Posted by sakura-zaka at 21:11Comments(0)

注目!『かぞくのくに』の感想が寄せられています。

2012年12月04日/ 映画アンケート

はいさ〜い♪すっかり寒くなってしまいましたね〜。
だからかどうかわかりませんが、実はわたくしS、声がでなくなってしまいました!
劇場に電話してしゃがれ声がでても、おかまちゃんでも鬼奴さんでもありません。
こんなときこそハスキーボイスで翼の折れたエンジェルを熱唱したいところですが、
お医者に無理に話さないようにといわれて意気消沈している今日このごろ。

はい、無駄話おわりっ。

今日は久しぶりに感想のアップです。

今回は注目の映画『かぞくのくに』です。






1970年代、「帰国事業」により北朝鮮へ渡った兄ソンホ(井浦新)が、25年ぶりに病気治療のために日本に戻ってくることになりました。四半世紀ぶりの再会に、生まれた時から自由に生きてきた妹リエ(安藤サクラ)は興奮を隠しきれません。ところが特別な許可を得て3ヵ月だけの期間限定の帰国には、北朝鮮政府の監視役として見知らぬ男(ヤン・イクチュン)が同行していて、一家団欒は微妙な空気につつまれますが、かつての旧友たちは奇跡的な再会を喜ぶのでした。しかし、治療のための検査の結果は思わしくなく、医師からは3ヵ月では責任を持って治療ができないと告げられてしまいます。家族は必死で解決策を探すが、そんな矢先、ソンホに一本の電話がかかって…。

在日1世である自らの父を赤裸裸に映し出したドキュメンタリー『ディアピョンヤン』で注目をあびたヤン・ヨンヒ監督が、2つの国の間で翻弄される自らのかぞくの姿を、はじめて劇映画で表現された意欲作なのです。

さてさて、みなさんの感想を聞いてみましょうか。

◯惹きつけられた。この映画のようにまだまだ知られていない事実が絶対にあるはず。それを考えると恐しくて悲しくなる。一生忘れられない映画だと思う。

◯いろんな事情で家族が一緒に過ごせない自分たちではどうすることもできない壁、この家族の本当の幸せはくるのだろうか、いろいろと考える作品だ。自分の家族をもっと大事にしようと思う。

◯自由な国で育って来た者には、理解不能な国、北朝鮮のミステリアスな部分をかいま見れたような映画。考えさせられる映画であった。キャストも良かった。

◯国家とは何のためにあるのか。一時的に戻った兄が理不尽なまま再びその国に戻る。その悲しみを考えると同時に、私たちが住むこの国日本も果たして自由といえるのか。そんな問いを映画を見ながら考えました。(ジャーナリスト)

◯生きる理由を考えず、ただ従うことだけ考えなくてはならない国。「思考停止」こそが生きるために必要な国。日本人である私ははたと考え込む。この国でも、思考停止のまま、ただ従って生きている人が増えていないか。いや私自身に問う、とことん考えて、納得して生きているか。強く覚醒することを促す映画だった。(ノンフィクションライター)

◯前評判通りの衝撃作品でした。北朝鮮の映像は映し出されませんが、こんなにも北朝鮮をリアルに感じ、不思議な気分です。(フリーライター)

◯久しぶりに号泣しました。ヤン同志の悪徳顔がスバラシイ。安藤サクラの泣き顔ヤバイ。ビミョーな立場の人を演じさせたら右にでるものはいない新さん。あーもう本当に感動しました。アンマー!(ウェブ情報誌)

◯「国と国との政治的な問題」どんなに気持ちがあっても、どうにでもできないという現状、やるせなさに胸がいっぱいになりました。
ソンホの妹への言葉、父への言葉、母へのまなざし、どれも痛かったです。たくさんの人に見てほしいですね。(ウェブ情報誌)

◯2つのエポック(スパイ活動への誘いと、帰国命令)が物語を動かし、とくに後者以降の下りには、おびただしい量の感情が詰め込まれている。その映像作りに圧倒された。視線として、北の状況を声高に批判するでもなく、日本を良しとして扱うでもなく、ひとつの決定が何かを導き、運命というものがこの世にはあるということを画にした、そんな映画。(ウェブ情報誌)

◯日本人の(たぶん他の国の人も)知らない北朝鮮の現状とそこに生きている人のことを考えさせてくれるとても良い映画だと思いました。「かぞくのくに」というタイトルの通り、親や兄弟、家族の絆についても考えさせられました。俳優の演技やセットなども素晴らしい。沖縄の人にもたくさんの人に観てほしいです。(ウェブ情報誌)

◯知らない時代、知らない出来事、歴史、人々の思い。分からないことだらけの中、この映画がスタートしました。とても自分が恥ずかしいです。こんな思いをした人達がいるなんて。国のせいで、政治のせいで。隣国のことは知っているつもりでも、全くわかっていませんでした。ただ、国は違えど、親が子に対する愛、子が親に対する思いは、きっとどこも時代が違っても一緒だと思いました。とても考えさせられる映画でした。著書を読みたいと思います。(マスコミ)


わーーーーー、熱いコメントばかりですね。
熱すぎてコメントを抜粋できずに、ほぼそのまま載せてしまいました。

とにかくこの映画、登場人物から立ち上る感情の密度がほんとにすごいんです。
今の日本の現状に重ね合わせる方が多いのも考えさせられますね。

ぜひみなさまも、劇場で、その目でそのお確かめになってください!

上映時間はこちら

それでは、桜坂劇場でお会いしましょう。  


Posted by sakura-zaka at 17:34Comments(0)